Pratt Institute からの見学ツアー

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 ニューヨークにあるアート・デザイン系の大学Pratt Instituteの学生や先生方が、ギソクの図書館に見学にいらっしゃいました。デザインマネージメントの学科では、デザインしたものや仕組みをどのように実際に実行してゆくかということを討論したり実践したりしている方々で、今年は「access +abiity」をテーマに討論を進めているそうです。目的意識を持った学生達の真剣な眼差しや姿勢にこちらも刺激を受け、お互いにとても素晴らしい出会いとなりました。

スプリンター長期レンタルキャンペーン

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義足で走ってみたい方を募集します!

ギソクの図書館では、義足で走ってみたい方を募集しています。

「走ることには興味があるけど、板バネを購入すると考えるとなかなか手が出ない…」

そんな悩みを抱えている方!一歩踏み出すチャンスです。

特定非営利活動(NPO)法人登記

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 ギソクの図書館はこの度2018年11月に認証を受け、12月にNPO法人となりました。これまで、限られた活動と広報のみで事業の試行を行ってきました。今後はこれまでの活動の基盤をしっかりと作りつつ、以下のような活動を展開していこうと考えています。

  1. Monthly Run (月一クリニック)
    月に一回、義肢装具士が図書館にいて、義足ユーザが初めてでも板バネを交換して走る練習をするクリニックをOSPOと一緒に行っています。今後はこの活動の参加者(義足ユーザ、義肢装具士、理学療法士、技術者、ボランティアなどなど)を増やすべく、努力していきます。また、同じような活動をしている団体との協働も積極的にしていきます。

  2. Spontaneous Run (Weekly Run) (自発的なユーザ受け入れ)
    これまで、週1日自身で板バネを取り付けることができるユーザが来れる日を設定していました。今後はいつでもランニングスタジアムがあいている時で自分で板バネを取り付けることができるユーザであれば利用ができるようにいたします。そのために、板バネを取り付けることを許可するライセンスやそれを授与するワークショップを企画します。

  3. Fitting Workshop (義足の付け替え方レクチャー)
    知識のない人が安易に義足の取り付けをすると、事故に繋がります。そのため、我々はユーザやその親が起こり得るリスクを学んだり、自分で義足を付け替えられるようになるためのワークショップを企画いたします。そのワークショップを修了したユーザのみライセンスを授与し、ギソクの図書館の義足の自身での取り付けが可能となるようにいたします。そして、自分で自発的に走りたいときに走れるような環境を整えていきたいと思っています。

  4. 子供の運動会向け義足レンタル
    子供が運動会や競技会する際に、板バネを貸し出すことも考えています。しかし、義肢装具士ではなく自分か親が義足を付け替える必要があります。そのため、Fitting Workshopと組み合わせて、子供が運動会や競技会で走れるような準備期間をもうけ、当日までの1ヶ月ほどの期間で板バネを貸し出すような企画を考えています。

  5. 出張図書館
    東京近辺であれば、豊洲に行くことができるかもしれませんが、義足ユーザは全国に点在しています。そこで、地方の義肢装具士やユーザに向けて図書館を出張し、板バネを取り付ける経験を義肢装具士に、走る経験をユーザにしてもらえるような出張図書館を全国で展開していければと考えています。

そのほかにも色々とやりたいことは山積みですが、リソースも限られているので、ここに書いてあること全てできるかどうかもわかりません。できるだけ、大きな動きにすべくボランティアや寄付を随時受けてつけております。もし、運営や活動に興味がありましたら、ここから連絡をお願いいたします。

ギソクの図書館一周年

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 2018年10月でギソクの図書館の開館1周年を迎えました。12月には参加者や支援者への報告会と今後の運営に関する打ち合わせをメンバーで行いました。一年間で合計182名の義足ユーザがクリニックやイベントに訪れ、合計48名の義足ユーザがギソクの図書館の板バネを使用しました。

報告書

 下に利用者の概要を図にしたものを載せました。年代や障害の重度がバラバラの方々がきてくださっています。このことからも、子供や大人に限らず、走ることへの希望を感じておられる方々がいるということかと思います。

 これまで組織の体制づくりや仕組みづくりに時間を使ってきてしまい、あまり告知や周智への活動をしてこれなかったので、これだけの方がきてくださったことに感謝すると共に、まだ使い方がわからない、どんなことができるところかもわからない、安全面は大丈夫なのかといった問い合わせをいただきます。今後はこれまでの活動を引き続き行いつつ、活動を徐々に広げていければと思っています。