「ギソクの図書館 in おきなわ」を開催します!

投稿日: カテゴリー: activitiesinformation

日 時:2023年10月8日(日) 13:00〜15:00
会 場:沖縄県総合運動公園 補助競技場 沖縄県沖縄市比屋根5-3-1
参加費:参加者 500円/見学者 無料
講 師:沖野敦郎(義肢装具士)

参加申し込みはメールか電話、もしくは申し込みフォームからお願いします。

当日スケジュール

11:30〜 会場準備
13:00〜 練習スタート
15:00〜 練習終了
16:00〜 閉会

※当日は水分補給をこまめにとってください。走行用義足をお持ちでない方は準備をいたしますので事前にご相談ください。

【告知】ユニバーサルかけっこチャレンジ(UKC)が開催されます。

投稿日: カテゴリー: activitiesinformation

 9月17日()、夢の島にて「ユニバーサルかけっこチャレンジ」が開催されます。

ユニバーサルかけっこチャレンジとは?

 障がい、年齢、性別を超えて同じ土俵で競う50m走の大会です。
イメージが湧きにくいかと思いますので、ぜひこちらのyoutubeでご覧ください。

リンク先に、当日のスケジュールや会場へのアクセス方法などが詳しく載っています。

50mポイント制ってなに?

 条件の違う走者(例えば健常者と義足ユーザー・男性と女性など)が、同じ条件でタイムを競えるように実際のタイムを年齢・性別・障害の有無などによって算出されるポイントで競う仕組みです。

 このポイントを使ったレースをやってみている動画(TKDチャンネル)があるので、見てみてください。3:30あたりから見ると、とてもよくわかると思います。

 自分のポイントを知りたい方は、ポイント算出のテストサイトが公開されているので、実際に数値を入力してポイントを算出してみましょう。

 こんな入力フォームが出てきますので、一つずつ選択してみます。

 Aさんの場合
 年齢が40代の男性で50mタイムが10秒、大腿義足ユーザーでクラスがT63として計算してみると、826ポイントということになります。
 ※クラスがわからない義足ユーザーさんは、このページの下の方に表を載せましたので参考にしてください。

  Bさんの場合
 年齢が20代の男性で50mタイムが8.5秒の健常者の場合、768ポイントと算出されます。

 タイムだけで言ったらBさんの方が速いですが、性別や年齢、クラスなどを考慮したポイントを比較するとAさんの方が高いポイントとなり、ポイント制ではAさんの勝利ということになります。これが、50mポイント制のレースです。

 ちなみに、1000ポイント出すには何秒で走らなくてはならないかを知るためには下のフォームを利用しましょう。Aさんの条件で、ポイントのところに1000を入力して計算ボタンを押します。すると、8.84秒で走れば1000ポイントの大台に乗れるということですね。当日の目標タイムを設定するのに使ってみてください!!

 ユニバーサルかけっこチャレンジは現在参加者募集中です。ご応募お待ちしています(^^)

自分のクラスを知ろう

義足の少女に会いに、岐阜の高山に行ってきました。

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株式会社Xiborgとギソクの図書館で、岐阜県高山市の義足ユーザーの女の子(Mさん)に会いに行ってきました。佐藤圭太選手(トヨタ自動車)にBlade for Allのブレード(Xiborg Joy Jr.)を手渡され、最初は恐る恐る踏み出すMさんでしたが、少しずつブレードの感覚を掴んで、あっという間に杖無しに歩けるようになりました。バネや膝継手の感覚に慣れたら、走り出す日も近いのではないでしょうか(^^)

一人でも義足で走りたいという子がいれば、走れるようにしてあげたい。

佐藤圭太選手のこの何気ない一言から始まった「ギソクの図書館」の活動ですが、まさにその思いを実現できた日でした。きっかけは、Mさんのご両親からギソクの図書館にいただいた「子供をスポーツ用義足で走らせてあげたい」と書かれた一通のメールからでした。どうやらMさんのおばあちゃんが、インターネットで色々調べている時に見つけてくださったそうです。

今までにもブレードランニングクリニックを開催して走ってみたい義足ユーザーを各地で募り、スポーツ用義足の体験会を実施したり、小学校〜高校などで義足に関する講演や体験会などを開催してきましたが、今回初めての試みだったのが、「義足ユーザーの子供が通っている学校での義足体験会」という形式でした。義足ユーザーの子供本人には、スポーツ用義足を使ったランニングクリニックを個別で実施。そしてクラスメイトの子どもたちには、スポーツ用義足の体験会と座談会をセットにして開催するというものでした。義足が日常的に身近にある子どもたち(義足ユーザー本人も含め)が、義足に関する知識や理解を更に深めて、多様性を学ぶプログラムです。

このプログラムの開催には、義足ユーザーの御本人の性格やご両親の考え方、学校の先生方の教育方針などもとても大切なので、まずはご両親と学校に相談しましたが、快く受け入れてくださりすぐに実施の方向で計画が進みました。

昨年の12月に義足になったというMさんですが、

「この子はこれからの一生を義足ユーザーとして生きていくので、なるべくオープンにしてあげたい」

というお母さんの言葉通り、とても活発で積極的な女の子。そしてクラスメイトの子どもたちも自然にその状況を受け入れているようで、体験会でも義足への興味が収まらず質問の挙手が途切れることがありませんでした。

「身近に義足ユーザーの友達がいて、それが当たり前の環境で育った子どもたちが大人になって、その多様性の感覚を自然に社会へ広げていってくれたら嬉しい。今日は素晴らしい機会になりました。」

と、担任の先生も言ってくださり、私たちにとっても素晴らしい体験になりました。

今後も、なかなか機会は少ないかもしれませんがこの試みは続けていきたいと思っています。皆さんの周りにこのような学校がありましたらぜひ連絡ください。今なら日本中、世界中どこへでも無償で駆けつけます!

ギソクの図書館サポーターを募集しています!

投稿日: カテゴリー: activitiesinformation

 毎月定額で継続的に私たちの活動をサポートできるプランを作りました。一人でも多くの「走りたい」と願う義足ユーザーの思いを叶える為に、競技用義足の購入やランニングイベントの開催、安全に走れる環境整備などに活用させていただきます。よろしくお願いします!詳細は以下の「寄付お申込みサイト」からご確認ください。

READY FORのサイトが新しいウィンドウで開きます。

「走りたい」
そう願い僕らの元を訪れた
先天性疾患で2歳の頃に足を失った男の子
交通事故で10歳の頃に足を失った女の子
昔の自分がそうだったように
足を失っても「走りたい」と思う人々の思いを消さないために
「Blade for All」(ブレードフォーオール)は活動しています。
誰もが「走る」を楽しむことができる社会を一緒につくりませんか?

継続的ではない、一般的な寄付も引き続き募集しています。「Donation」のページからお願いいたします。

Blade Runners File 009 福田陽彩さんインタビューを公開しました。

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Blade Runners File 009 福田陽彩さんインタビューを公開しました。

 マンスリーランに参加してくださっているブレードランナーの方々を紹介するBlade Runners File、久々の更新となりましたが、今回は両足下腿義足で颯爽と走る福田陽彩さんをご紹介します。

 なんと彼女は中学生ながら100mT62クラスの日本記録ホルダーなんです。インタビューした2022年11月はちょうど日本記録を更新した直後でしたが、その後も躍進を続け、先日(2023年4月)に行われた日本パラ陸上の大会では自分の日本記録をさらに更新する走りを見せてくれて、伸び代の大きさを感じさせてくれました!

 今後も彼女の活躍に期待したいと思います。頑張ってくださいね !!

ギソクの図書館公式のYoutubeチャンネル

「Blade Library Online」で、

マンスリーランなどの様子をご覧いただけます。

随時最新情報もアップされるので、

チャンネル登録よろしくお願いします。

東京マラソン2023 無事完走しました!

投稿日: カテゴリー: activities

 ギソクの図書館のメンバー吉川和博と、ギソクの図書館代表の遠藤謙が東京マラソン2023に出場し、無事完走いたしましたこと、ご報告いたします。

 ギソクの図書館のスローガンでもある「全ての人に、走る喜びを」という思いのもと、胸に”THE JOY OF RUNNING”(走る喜び)、背中に”DELIVER THE JOY OF RUNNING”(全ての人に、走る喜びを)のメッセージをデザインしたTシャツを着て、42.195km笑顔で走り切ることができました。

 今回はフジテレビさんに取材していただき、当日も並走してもらいながら途中中継を繋ぐなどして吉川と遠藤の走る様子が放送されました。ギソクの図書館のSNSや吉川の応援NAVIのアプリ内でも、「テレビ見ました」「感動しました」などの声をいただきました。多くの方に応援していただき、大変感謝しております。ありがとうございました。

 途中、同じくフルマラソンに挑戦する下腿義足の女性ともお会いしました。彼女はまだ仮義足の状態で懸命に走っておられて、その姿にとても感動しました。走りながら少しだけ雑談したのですが、フルマラソンは2回目とのこと!仮義足で…すごいですね。
 途中何度か道の隅で義足や足をメンテナンスしている姿を見かけました。足の痛みや傷などができてしまったのかなと勝手に想像していましたが、それよりも走る楽しさや喜び、そして自分の中にある走る意味のようなものに突き動かされているんであろう彼女の姿に勇気を沢山もらいました。残念ながらゴール後ゆっくりとお話するタイミングは逃してしまいましたが、いつかギソクの図書館に遊びにきてほしいと思います。

 ギソクの図書館ではこれからも、走りたい、挑戦したいと思う義足ユーザーのサポートができるよう引き続き活動して参ります。今後とも応援よろしくお願いいたします。

東京マラソン2023に出場します!

投稿日: カテゴリー: activitiesinformationmedia

 3月5日に開催される「東京マラソン2023」に、ギソクの図書館メンバーで大腿義足ユーザーの吉川和博と、ギソクの図書館代表の遠藤謙が出場します。皆さん応援よろしくお願いいたします。

 また、今回の挑戦の模様をフジテレビさんが取材してくださいました。放送は大会当日(3月5日)の12:00〜13:00(関東ローカル・CS同時放送・FODでも視聴可)です。12:30頃から中継で、スタジオとマラソンを走っている吉川・遠藤が放送されますのでこちらも是非チェックしてください。

 東京マラソン2023出走に向けて、遠藤と吉川は実はパリで20km走を行ったそうです。パリの観光名所を巡りながらゆっくりと20km走ってきた模様が、吉川のYoutubeチャンネル「よっしーの、ギソクでトライアスロン奮闘記」の中で紹介されていますのでよかったらご覧ください。このチャンネルでは、大会で使用するブレード(競技用義足)の紹介なども行っているほか、大会後のレポートも配信予定なので、同時にどうぞ!

Blade Runners File 008 矢ケ﨑 咲那さんインタビュー公開!

投稿日: カテゴリー: activities

 久しぶりになりましたが、「Blade Runners File 008 谷ヶ﨑咲那さんのインタビュー」を公開しました!是非ご覧ください。

 両足とも義足を使用している咲那さん。初めての両足ブレードはなかなか難しいと思うのですが、臆することなく一歩一歩踏み出します。ほんと凄いな…。転んでも、自分で立ち上がるんだというオーラがすごいので、ギソクの図書館メンバーもぐっと堪えて見守りました。前へ前へと進もうとする、前のめりが彼女の走りは必見(^^)元気もらえるわ〜。