このプログラムの開催には、義足ユーザーの御本人の性格やご両親の考え方、学校の先生方の教育方針などもとても大切なので、まずはご両親と学校に相談しましたが、快く受け入れてくださりすぐに実施の方向で計画が進みました。
昨年の12月に義足になったというMさんですが、
「この子はこれからの一生を義足ユーザーとして生きていくので、なるべくオープンにしてあげたい」
というお母さんの言葉通り、とても活発で積極的な女の子。そしてクラスメイトの子どもたちも自然にその状況を受け入れているようで、体験会でも義足への興味が収まらず質問の挙手が途切れることがありませんでした。
「身近に義足ユーザーの友達がいて、それが当たり前の環境で育った子どもたちが大人になって、その多様性の感覚を自然に社会へ広げていってくれたら嬉しい。今日は素晴らしい機会になりました。」
と、担任の先生も言ってくださり、私たちにとっても素晴らしい体験になりました。