マンスリーランが開催されました。

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 5月22日、マンスリーランが開催されました。数日後に東京都障害者スポーツ大会を控え、この日はスタートの練習を重点的に実施。スターティングブロックの感覚を確認する選手もいました。

 また、今回も初参加の方が数名いらっしゃいました。就学前の児童の参加も徐々に増えてきて、幅広い年齢層のブレードランナー達が走ることを楽しむ空間になっています!

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参加したブレードランナー

 ブレードレンタルサービスの「ブレンタ」で提供される予定の大人用の安価なブレード「Xiborg Joy」のプロトタイプも登場。マンスリーラン参加者の二人が使用テストで装着しています(今の所世界でこの二人だけ!)。

走りたい!と思っている多くの義足ユーザーの足に届く日が待ち遠しいですね!!

Blade Runners File #004 岡野心咲さん

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Blade Runners File #004 岡野心咲さん

 Blade Runners File #004を公開しました。

 今回インタビューさせていただいたのは岡野心咲さん。この時初めてブレードを履いたという、彼女の人生の素敵な1ページにご一緒させていただきました。

 両足で義足を利用されていましたが、この時は初めてということでまずは片足だけブレードを装着。

 お父さんやお母さんに手をひいてもらいながらブレードでの第一歩を踏み出した心咲さんでしたが、あっという間に一人で自由に動き回れるようになっていました。

 仲の良い兄妹に囲まれて一緒にランニングスタジアム内を動き回る姿もとても微笑ましかったのですが、もう一人同じような足の状況の少女と出会い、一緒に競争する場面も。

 なんだか二人とも負けん気の強そうな走りで、ぐいぐいと前に足を運んでいきます。これは良いライバルになるのでは?

 インタビューさせていただいたのは実は3月なのですが(←編集が遅くてスミマセン…)、5/22に行われたマンスリーランでは両足にブレードを装着して練習されていました。
 インタビューの最後では、「また遊びに来てね」と言ったらコクリと頷いてくれていましたが、これからもきっと毎回来てくれるでしょう!陰ながら成長を応援しております。

サッカー用のカスタムブレード!? 4/10マンスリーラン開催

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 4月10日(日)、マンスリーランが開催されました。暖かくなってきたのでクリニックの後はピクニックも開催。レクリエーションを通じて交流が深められるのも良いですね。計画してくださったXiborgのインターンの皆さん、ありがとうございました!

 クリニックの最中、見慣れないアイテムを発見。参加者のブレードの先端に取り付けられたこの白いものは一体なんでしょう?このブレードを履いていた神門くんにこれは何かと尋ねてみると、サッカーをする為のアタッチメントで、義肢装具士の高橋素彦さん(step4ward)が作ってくださったとのこと!世界で一つしかないオーダーメイドなアイテムなんですね。高橋さんにもお話し聞いてみました。

高橋 素彦
step4ward

 先月のマンスリーランの時に、板バネでサッカー(部活動)をしていると伺いました。長い距離を走るサッカーでは日常用義足よりも板バネの方が使いやすいそうです。スパイクは履かずにゴムのソールでプレーし、義足側でもボールコントロールをしていると聞いたので、少しでもプレーしやすいものができないかと、つま先部分をモデリングして3Dプリンターで作りました。底は、ゴムソールのタイプとスパイクのポイントを付けたタイプの2種類をお渡して試してもらうことになりました。今回のマンスリーランではゴムソールタイプを試して、サッカーでも問題なく使えそうか確認してもらいました。まだまだ改良が必要なので、今後もコミュニケーションを取りながら進めていければと思ってます。

 一言で「走る」と言っても、それぞれの足の状況も違うし、走る目的も様々です。短距離を早く走りたい、長距離を長い時間走り続けたい、遠くに跳びたい、走りながらボールを蹴りたいなどなど…。義足ユーザーそれぞれのやりたいことに対して、親身になって一緒に考えてくださる義肢装具士さんがいらっしゃるのは心強いですね~(^^)今後どんな進化を遂げてゆくのか楽しみですね。神門くんのインタビューも、後日アップする予定ですのでお楽しみに。

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参加したブレードランナー

ランニングクリニックの後は近くの芝生でピクニックを開催。次回のマンスリーランは5月22日13:00〜を予定しています。会場は豊洲のBrilliaランニングスタジアムです。

今日も新しいブレードランナーが誕生しました(マンスリーラン)

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 3月13日、マンスリーランが開催されました。今回も初参加の女の子が新たなブレードランナーになりました!両足共に義足を使用されてますが、今回はまずは片足から。義肢装具士の高橋さん(step4ward)に調整してもらって早速試走。お母さんに手を引かれながら一歩一歩歩みを進めるのも束の間、仲の良い兄弟と一緒に、楽しそうにランニングスタジアムを走り回っていました。数ヶ月前からマンスリーランに遊びに来てくださっているもう一人の女の子とは偶然年齢も近く、また足の状態もほぼ同じ。二人でトラックに立つと、早速競争が始まりました。なんだか二人とも負けん気の強そうな走り。これは、終生のライバルの歴史的な出会いなのかもしれない…と、妄想が膨らんでしまいました。また遊びに来て欲しいです。

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参加したブレードランナー

マンスリーランが開催されました!

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 2月13日、マンスリーランが開催されました。

 最近毎回参加してくださっている5歳の女の子がいらっしゃるのですが、今回はカスタムコネクタを使ってブレードを装着し、自由に歩き回っている姿が印象的でした。写真を見てわかるように、左足の断端と地面がとても近いので、通常の方法だとブレードが取り付けられるスペースがありません。そこで彼女の体に合わせたコネクタをオーダーメイドで製作し、この問題を解決しています。技師装具士さんとエンジニアさんの知恵と工夫で、また一人ブレードランナーが誕生しました!彼女が風を切って走り回る日も、きっともうすぐ来ますね!!

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参加したブレードランナー

Blade Runners File #002 齋藤暖太さん

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Blade Runners File #002 齋藤暖太さん

 今回インタビューするブレードランナーは齋藤暖太(さいとうはるた)さん。中学校では陸上部に所属し、ギソクの図書館でレンタルしている板バネ義足を使いながら日々走るトレーニングをしている少年です。東京パラリンピックでは聖火ランナーも務めた暖太さん、実はギソクの図書館設立の為のクラウドファンディングの時から関わってくださっていて、ギソクの図書館と一緒に成長してきてくれたと言っても過言ではない…!?会うたびに成長している姿を見るのが、とても楽しみな少年です。

1/29 オンライントークイベント開催

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1月29日に予定されていた「静岡県ブレードランニングクリニック」が、新型コロナウイルス感染状況により中止になってしまいましたが、代わりにZoomを使ったオンラインイベントが開催されます。参加費無料でどなたでもご参加いただけます。チケットはリンク先のPeatixから入手できますので是非ご参加ください!

ギソクの図書館が令和3年度にスポーツ庁から受託した「障害者スポーツ推進プロジェクト(障害者スポーツ用具活用促進事業)」で進めていた、ブレードのオンラインレンタルサービス「ブレンタ」もこのイベントで初公開されます。お楽しみに!

1. テーマ
走ることは, 誰にとっても最も基本的なモビリティであり, スポーツである.
みんなと一緒に走りたい !

2. 日時
日時:1 月 29 日 (土) 13:00 – 14:30[開場 12:30]

3. 場所
会場:オンライン (Zoom)
アクセス:追ってメールでご連絡します.
注意事項 : 講演内容は編集後, 後日一般公開します.

4. 内容
「走ることは誰にとっても最も基本的なモビリティでありスポーツである」

静岡県ブレードランニングクリニックの実技体験は今年度は中止となりましたが, 走ることを極めた各講師陣とブレードをつけて走り始めた方々が, 走ることについて語り合うオンラインイベントを開催いたします!

走ることは最もシンプルなスポーツでありながら, 走り方を教わったことがある人はあまりいないのではないでしょうか. シンプルだからこそ自分流でやれてしまう「走ること」

これを研究しつくした各講師陣からそのメカニズムを伺います.

またブレードを使って走り始めたみなさんからも走ることについてお話いただき,「誰にとっても」楽しめるスポーツとしてのランニングを語り尽くします!



5. 参加費
無料

6.対象者
どなたでもご参加頂けます.
特に、
 ・義足ユーザー(お子さまやそのご家族も大歓迎です)
 ・陸上競技やパラスポーツに興味がある方
 ・障がいあるなしに関わらず、みんなで楽しく走ることを学びたい方

「静岡ブレードランニングクリニック」に参加予定だった方は、ぜひご参加ください!

7.イベントの流れ(1.5h)
– 登壇者の紹介
– イントロ:静岡県ブレードランニングクリニックについて
– 講師紹介
– パネルトーク テーマ「走るについて」
– 参加者・参加者の親御さんの声
XiborgBlade for All ・「ブレンタ」活動紹介
– Q&A

2022年最初のマンスリーランが開催されました。

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 あけましておめでとうございます。ギソクの図書館では今年も誰でも楽しく走ることができる場を作り続けて参りますのでよろしくお願いいたします。
 2022年最初のマンスリーランが開催されました。3連休の真ん中日だったこともあり(?)もしくは年明け早々だったこともあってか、少人数でのスタートでしたが、スターティングブロックの練習や、ランニングスタジアムを飛び出して海沿いの道をジョギングするなど、楽しいメニューを組み合わせながらのクリニックとなりました。

 次回は2月13日(日)の13:00からの開催です。改めてお知らせしますが、3月13日のランニングクリニックでは「運動会」を開催しようと計画が進行中で、2月13日にはそのトライアルとして幾つかの競技をやってみようと思っています。是非ご参加ください!

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参加したブレードランナー

静岡県ブレードランニングクリニックが開催されます。

投稿日: カテゴリー: activitiesinformation

1月29日に静岡県ブレードランニングクリニックが開催されます!

参加無料!見学も可能ですが、講義、実技体験参加希望の方は、お申し込みフォームから事前登録をお願いいたします(チラシに掲載されているQRコードからもアクセスできます)。

チラシはクリックすると拡大されます。

日  時:2022年1月29日(土) 13:00~16:00
申込締切:1月24日(月)12:00
場  所:静岡市中央体育館(葵区駿府町2-80)

当日プログラム
 ・人間の身体と義足について学ぶ
 ・走り方について学ぶ(実技)
 ・義足を体験する
 ・講師、アスリートによるパネルトーク

詳細はチラシをご覧ください。

新型コロナウイルス感染症の状況により、中止となる場合があります。
実技体験参加者は、体育館シューズを御持参ください。
中央体育館駐車場は使えません。

2021年最後のマンスリーランが開催されました。

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 12月19日(日)、2021年最後のマンスリーランが開催されました。クリニックの後半には、5分間走を実施。いつもはスプリント中心のメニューが多い中、皆んなで少し長い距離を走ってとても新鮮でした!すごく疲れたけど…。そしてこれで今年も終わりかと思いきや…沖野(鬼)コーチから最後の「腿上げ」を言い渡され、最後の最後まで搾り取られる参加者達。でも皆んなで乗り切って一体感が増したのか、最後は息の合った一本締めで2021年を締め括りました。来月は1月9日(日)に開催予定です。皆様良いお年を!

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参加したブレードランナー

 今回から、マンスリーランに参加されているブレードランナーの皆さんのインタビュー企画をスタートします。第一回は股義足ランナーの中道穂香さん。股義足で走るってほんとすごい事なんですが、中道さんは明るい笑顔でなんでも挑戦してさらっとこなしてしまいます。目標はトライアスロン!そんな中道さんのインタビューをご覧ください。

TeNYテレビ新潟のニュースで紹介されました。

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 先日新潟医療福祉大学を会場に行われた、Road to Blade for All -義足ユーザーの「走る」をサポートする- 」の「走り方レクチャー」の様子が、地元テレビ局TeNYテレビ新潟のニュースで紹介されました。この映像はYAHOO!ニュースで視聴することができますのでご覧ください(4分程度)。参加者の少年が「これがいい、これがやりたい」と佐藤選手の板バネにしがみついている様子が印象的。近いうちに新しいブレードランナーが誕生することでしょう!

 この事業は、NPO法人ギソクの図書館がスポーツ庁から受託した「障害者スポーツ用具活用促進事業」で、新潟医療福祉大学と共同で進めています。今後の展開も是非ご注目ください。

新潟医療福祉大学で、「走り方レクチャー」を開催しました。

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12月12日(日)、新潟県新潟市にある新潟医療福祉大学を会場として、Road to Blade for All -義足ユーザーの「走る」をサポートする- 」と題し、スポーツ用義足の「走り方のレクチャー」を開催いたしました。本事業は、NPO法人ギソクの図書館がスポーツ庁から「障害者スポーツ用具活用促進事業」を受託し、新潟医療福祉大学と共同で進めているプロジェクトです。

今回は講師として大西正裕さん(ACCEL TRACK CLUB)とパラアスリートの佐藤圭太選手(トヨタ自動車)に登壇いただきました。最初に、そもそも走るということはどういうことなのか、ピッチとストライドを高める必要性等をデータやイラストを使ってレクチャーしていただきました。その後実際にどのような練習をすれば良いのかということを、佐藤選手のデモンストレーションと共に参加者と一緒に体を動かしながら紹介していただきました。

大西さんは佐藤選手のランニングコーチをされていて、スポーツ用義足で早く走るにはどうしたら良いかということを、佐藤選手と共に試行錯誤しながら日々研究・実践されています。大西さんのレクチャーの合間には、一般市民義足ランナーの吉川和博さんの経験談として、大腿義足で長距離を走る際に考えていることや気づきに関しての発表もありました。

「義足で走る」と一言で言っても、切断位置や切断理由、断端の状態など色々な要素によって一人一人状況が違います。故に現状では「佐藤選手のケース」、大分で登壇いただいた「山本選手のケース」「春田選手のケース」、市民ランナーの「吉川さんのケース」…という様に、それぞれの特殊解が点在しているという状態であり、走り方や練習方法の理論、板バネなどの道具に関してもまだまだまとまった情報は無く発展段階の分野と言えると思います。ただ、これら特殊解の集積を作って行くことが、今後新たに走りたいと思う義足ユーザーの持つさまざまな状況に対応できるデータベースになってゆくと考えています。この1ヶ月の間で行われた大分・新潟でのワークショップ・レクチャーは、「Road to Blade for All -義足ユーザーの「走る」をサポートする- 」のスタートラインです。この事業を通じて色々な分野の方の力を借りながら、「義足で走りたい」を叶えられる環境を整えて行きたいと思いますので、ご協力よろしくお願いします。